クリスマスのプレゼントは

　先週さんざん豪遊したのでクリスマスは期待しないでくれと言われていたのだが。
　朝早くにハ○アットが取れたと電話があったので、実家に帰る予定にしていたのを急遽変更。
　わたしは休みだったのだが、彼は仕事が詰まってたようで結局夕方に迎えに来た。
　ホテルまで高速で約40分。
　込んでいるかな、と思ったら意外に駐車場まですんなりいけた。
　部屋に入ってみたらスィートなのに驚く。
　前に泊まった部屋の1．5倍はあるし、家具もシック。
　今日はクリスマスなのでジュニアスィートは空きがなかったとのこと。
　確かにエステも満員で行けずじまい。
　ホテルの食事も満席。
　ルームサービスでも良かったのだが外で食事がてら街の賑わいを見に行くことに。
　夕食は和食のお店だったので日本酒と共に頂く。
　フォアグラはイマイチだったが、雲丹とか鮑はとっても美味しかった。
　いい感じに酔って部屋に戻り窓から街のイルミネーションを眺めた。
　ああクリスマスだなぁ、と思う。
　彼のいるクリスマスは久しぶりだ。
　それに今度の彼は怒りっぽいのが玉に瑕だが、色々トータルしたら今までで一番バランスがいいのではないかと思う。
　だけど、彼がいてもいなくてもわたしは幸せじゃないといけない。
　どうにかして足場を固めるよう心掛けたい。
　その点ちょっと説教を喰らう。
　クリスマスのお説教だ。
　誰かが助けてくれるという思い込み、甘すぎる考え、責任を負おうとしない態度etc。
　彼に言われるまでもなく、解かっている。
　解かっているだけわたしにしては大人になったのだと思う。