わたしの浮気

2006年10月17日
 また元カレの宿泊先のホテルまで行った。
 コーヒーを一緒に飲んだだけ。
 それから、ちょっと口説かれただけ。
 少し抱き合ったが、セックスはしていない。

 寝るオンナには不自由してないでしょ。
 わたしにはもうそんなことしないでよ。
 時々会って楽しく出来て嬉しいのに、またドロドロするのはイヤでしょ?

 彼と寝ないでいることは簡単。
 彼が好んで納得できる理由をでっちあげれば即だ。
 あなたのことが好きだけど、ってのがポイントで。
 その後に続くのは何だっていい。
 自分に自信がない、とか、今は恋愛する気分じゃない、とか。
 根が正直に出来てる上、一度は好きになった人に対してその種類のウソをつくことに最初は中々抵抗があったのだが。
 それで納得してくれるなら何だって言えるようになった。

 言葉では何とでも言える。
 少なくとも、今後わたしは男のそんな言葉に騙されることがないよう気をつけたい。
 気分良くしてくれる100の言葉に惑わされず、わずかでもいいから誠実な行動や行為というものを選り分けてカウントしよう。
 なんて我が身を振り返りつつ思う。
 勝手なものだ。
 
 正直彼のことは怖い。
 その人間性にも少々信頼出来ない部分がある。
 彼は怒らせてはいけない。
 
 距離を置けば、彼は優しくて寛大な人に戻った。
 ずっとそうしてくれるなら、喜んで元に戻りたいくらいに。
 ずっとそうしてくれるなら。
 でも、付き合って煮詰まって、別人のような彼を見てしまった後ではやっぱり無理。
 怒られたり頭ごなしに規制されたことをわたしは忘れる事が出来ない。
 今現在の彼がどんなに親切でも。
 どんなに金を落としてくれても。
 どんなにわたしの言いなりになっても。
 無理なものは無理としか言いようがない。

 しかし、人が振り返るくらいのルックスとか傍に寄るとふんわりと匂うブルガリだとか、清潔な優しい肌の感じだとか。
 抜群だった身体の相性だとか。
 そういうものを少し惜しいな、と多分わたしは思っていて。
 もう関わりたくないのも本音なら。
 ずっと特別に優しく親切にして欲しいなと、それも思っているのだろう。
 その優しげな彼となら仲良くしていたいというのも本音。

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