共通の友人のある秘密を彼に黙っていた。
 今日、彼が婉曲な表現でそれについて触れた。
 彼も本人から聞いたのだろう。
 ああ、彼女から聞いた?
 と相槌を打つと。
 知ってたのに言わなかったの?口止めされてた?
 と彼が言うので。
 別に口止めされたわけじゃないけど、本人が言わないものをいくらあなたにでもわたしが言うわけにいかないでしょ。
 と応えた。

 すると。
 あんなにずっと一緒にいたのに黙ってたんだぁ。
 と若干恨みがましく言うので気を悪くしたのかな?と思ったら。
 いいことだね、すごく。
 と褒められた。
 
 きっと彼が先に聞いていたとしても同じように黙っていたんじゃないかな、と思う。
 そういう感覚は良い悪いの問題じゃなく個人差なのだけど、彼とは合致する気がしていて。
 だからとても好きなのだ。

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