問題点

2005年7月20日
 しかし大きな問題が一つ残されている。
 何処にでもいい顔ばかりしていたいわたしだから。
 別れ話が大の苦手。

 自ら別れたくなった場合。
 大抵はうやむやのまま自然消滅を狙う。
 それが出来ない場合は、多少の時間はかかっても相手に別れようと言わせるように持っていく。
 今回、そんな悠長なことをしている時間はない。
 どうしよう。
 
 もし別れを切り出した場合。
 不本意でも辛くても表向きだけでも快く別れを了承出来る。
 そんな男が好きだ。
 でも。
 それが出来るような人間に対しては、当然ながら自ら別れたくなるようなことはない。
 恐らく彼には無理だろう。

 今現在、煮詰まっているのはわたしのみ。
 常套手段である遠まわしに匂わせるという手が彼には無効のため、結局詰められると最終的には波風の立たない彼の思うとおりの言動をわたしは重ねてきた。
 一重に自分のせいにつきるが。
 彼としては上手くいっているように感じていることだろうと思う。

 それでもプライドの高い人だけに、あさましく追いすがりもしなさそうなのは救いだ。
 それは嫌悪感を誘うと共に、他人をこんな可哀相な目に合わせる自分というものを見なければいけなくなる。
 一番苦手なパターンは取り合えず回避出来る。

 わたしの予想では。
 多分、怒る。
 それはまあいい。我慢出来る。

 問題はわたしの弱点や欠陥、そして言動の矛盾を突いてくるのではないかということ。
 逆切れでもしない限り、偽善者なわたしはどうしても相手の痛い部分を突けない傾向がある。
 曖昧さが許されないのなら、ここは一つハッキリ言うしかない。
 言うしかないのだが。
 それも大いに苦手なのだ。
 
 やはり。
 不本意でも辛くても表向きだけでも快く別れを了承出来る。
 そんな男が好きだ。
 でも。
 それが出来るような人間に対しては、当然ながら自ら別れたくなるようなことはない。
 恐らく彼には無理だろう。

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