選ぶに選べず

2004年12月4日
 近日中に半年程、実家に戻る事にしたのだが。
 半年ともなると、身の回りのものだけとは言っても、用意も面倒。
 何を持って帰るか検討していたら、あっという間に洋服で部屋がゴチャゴチャ。
 この狭い部屋の、いったい何処に洋服を溜め込んでいたのだろう。
 スーツやワンピースの類は吊るしてあるので、ほぼ把握しているのだが。
 引き出しの中に入っている単品物は買ったことさえ忘れていたような洋服もチラホラ。
 かつて、お気に入りだったのに忘れ去っていたキャミソールとスカートのセットアップとか、シルクのパジャマとかも発見。
 せめて、ダンボール5箱分くらいに絞らねば、と思っているのに、そんなものに気を取られてしまい、全然作業がはかどらない。

 コートはかさばるから、3着くらいにしようと思うのだけど、一枚着て帰るとしても4着。
 色的には白、黒、キャメル、あと一色、というトコか。
 でも、同じ色でもお気に入りのがあるしなあ。
 スーツは10着くらい、ワンピースは5着くらいに絞りたい。
 が、これも選べない。
 どれも可愛いと思うから買ったのだ、選べやしない。

 実家の部屋は余っている。
 いっその事、全部送ろうか、と思ったが。
 多分、嫌味の一つくらいは言われるだろう。
 それは、遠慮したい。

 どうしよう、としばらく途方にくれたあと、閃いた。
 早速、元カレに電話。
 ねえねえ、1畳分でいいから、部屋貸して?
 と、強引に頼み込み、洋服を吊るすハンガーと、衣装ケースを置かせてもらう事に。
 どうしても着たくなったら、その時は送ってもらえばいい。
 我ながら、いいアイディア。
 これで安心。
 
 明日、取りに来て?
 で、ドンキにハンガー買いに行こう。
 あ、そうそう、DVD返さなきゃいけなかったから、TSUTAYAにも寄ってね。
 と、そんな時だけテキパキと予定を決めて。
 きっと明日は焼肉の気分だと思うんだよね、と、ついでに夕飯もタカっておいた。
 
 ちょっと、気の毒になったので。
 わたし1畳分の家賃、払おうか?無職だけどね。お金ないけどね。
 と、一応言ってみたが。
 どうせ100年ローンとかだろ?
 ううん、玉の輿一括払い。
 なんていう、下らない展開。
 まあ、これで何とかなりそうではある。

 しかし、どれを送り、どれを預かってもらい、どれを残すのか。
 やっぱり、一向に決まらない。
 洋服の小山に向かって、ダイブしたい気分。

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