色恋沙汰にも色がなし
2004年11月26日 上に部屋を取ってるんだけど?
と、某ホテルのバーにて。
そんな直球勝負に出られる事は、最近なかったので。
うっ、と一瞬だけ言葉に詰まる。
軽薄そうに見せて、結構、真剣だったりするのかな。
いや、落とせたらラッキーくらいだろう。
気にする事はない。
いやねえ、と笑いながら。
そんな口説き方は、失礼よ。
何事も手順ってものがあるでしょう?
手順って?
と聞かれ。
まずは、好きだの惚れたの煩いくらいに言うこと。
それから、誠意を見せること。
誠意の意味は、わかりますよね?
そうじゃないと、口説く資格ナシ。
少し顎を上げ、自信満々に言う。
しおらしく可愛らしいのが良いタイプもいるし、真剣みを帯びた方が良い人もいる。
それぞれに相手のプライドを損なわない態度というのは違うけど、この相手にはこれで良い。
一番、わたしが楽に付き合えるタイプとも言える。
何て言っても、これが本音でもあるのだから。
要は、その気にさせろ、と言っているのだ。
わたしは、けして身持ちの良い女ではない。
なので、落ちるポイントはその時々に色々とある。
大事に大事にしてくれたのなら、時にクラリと来たりもするし、金によろける事もある。
食事をしている時に、物を食べる様がわたし好みに美しければ、この男と寝たいな、と思ったりもする。
そんな事をイチイチ伝える程に親切ではないが。
そこを、上手く突いてくれたらね。
簡単に落ちるのにね。
と、内心で思っていたりする。
ククッと悪代官のように笑う相手も自分も、そして、こんな時間も、嫌いではない。
でも、多分、もう知り合って何年もなるこの男と寝ることはないだろう。
勝負をかけるタイミングが違うのよねえ、と。
うわのそらで。
御縁のある、ない、というのは。
まさに、タイミングでもあるなあ、と思ってみたりして。
でも、いつまでも仲良くしてね、と思うような人だから。
このまま、わずらわしさなしに、楽しく付き合っていく事の方が、わたしには大事に思える。
なんともまあ、色気のない話だ。
と、某ホテルのバーにて。
そんな直球勝負に出られる事は、最近なかったので。
うっ、と一瞬だけ言葉に詰まる。
軽薄そうに見せて、結構、真剣だったりするのかな。
いや、落とせたらラッキーくらいだろう。
気にする事はない。
いやねえ、と笑いながら。
そんな口説き方は、失礼よ。
何事も手順ってものがあるでしょう?
手順って?
と聞かれ。
まずは、好きだの惚れたの煩いくらいに言うこと。
それから、誠意を見せること。
誠意の意味は、わかりますよね?
そうじゃないと、口説く資格ナシ。
少し顎を上げ、自信満々に言う。
しおらしく可愛らしいのが良いタイプもいるし、真剣みを帯びた方が良い人もいる。
それぞれに相手のプライドを損なわない態度というのは違うけど、この相手にはこれで良い。
一番、わたしが楽に付き合えるタイプとも言える。
何て言っても、これが本音でもあるのだから。
要は、その気にさせろ、と言っているのだ。
わたしは、けして身持ちの良い女ではない。
なので、落ちるポイントはその時々に色々とある。
大事に大事にしてくれたのなら、時にクラリと来たりもするし、金によろける事もある。
食事をしている時に、物を食べる様がわたし好みに美しければ、この男と寝たいな、と思ったりもする。
そんな事をイチイチ伝える程に親切ではないが。
そこを、上手く突いてくれたらね。
簡単に落ちるのにね。
と、内心で思っていたりする。
ククッと悪代官のように笑う相手も自分も、そして、こんな時間も、嫌いではない。
でも、多分、もう知り合って何年もなるこの男と寝ることはないだろう。
勝負をかけるタイミングが違うのよねえ、と。
うわのそらで。
御縁のある、ない、というのは。
まさに、タイミングでもあるなあ、と思ってみたりして。
でも、いつまでも仲良くしてね、と思うような人だから。
このまま、わずらわしさなしに、楽しく付き合っていく事の方が、わたしには大事に思える。
なんともまあ、色気のない話だ。
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