意地悪モード

2004年10月28日
 母が弟の結婚式の為に東京在住の親戚分の飛行機のチケットの手配をしろと煩い。
 「そんなの自分でやらせれば良いでしょう?どうしてわたしがやるのよ。」
 と言うと。
 「あの子は何にも出来ないんだから仕方ないでしょ。」
 と、当然のように言う。
 「じゃあ、暇持て余してるんだからお母さんが手配しなよ。」
 と言うと。
 そんなのやり方が解からない、だそうで。
 ああそうですか。
 自分の旅行はさっさと手配してる癖に、何を言っているんだか。

 本当は、わたしのカードで引き落とせばマイル溜まるからわたしにも好都合なのだから、手配そのものは別に嫌でもなんでもないのだ。
 だけど、もしわたしが結婚するとなっても、母は全くの無関心という事はないにしても、こんなには心を砕いてはくれないだろうと思うと、思わず意地の悪い言葉を浴びせたい気分になった。
 そのまま言うと母は泣き出すので、こういう風に何かにかこつけて他の事にすりかえて言う事にしている。
 嫌な女、本当に嫌な女だ。
 母が悪いとは思っていないのに、無性に腹立しいような気分になって、こんなふうに時々は自分を抑える事が出来なくなる。
 明日もし母が死んだとしたら、わたしは後悔なんて言葉じゃ済まないくらいに深く悔やむだろう。
 なるべく意地悪を言わないよう、そっけない態度を取らないよう、と思っているのに。
 この人は母じゃなくて近所の叔母さんだと思えば、恐らく簡単に出来る事なのだけど。
 母が母である限りはわたしに攻撃される運命なのかもしれない。
 可哀相なお母さん。
 ごめんね。
 

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