美形

2004年8月10日
 キレイな人と過ごす一日。
 わたしと同じ歳の男の子。
 学生の頃から、共通の知人が何人かいて。
 会った事はないけど、ウワサにはよく知ってはいた。
 弟が最近、仲良くしていた事もあり。
 彼が上京するにあたって。
 「案内してあげなよ。」
 と、言うので、弟にまかせセッティングしてもらった。

 東京駅まで出向く。
 面識もないのに、すぐに彼と解かった。
 彼もすぐにわたしに気が付いて。
 ペコリと頭を下げて、ニコっと笑う。
 その仕草がなんとも愛らしく映る。
 キレイだなあ、と思わず見惚れる。
 
 いつだったか、誰かの家にいった時に写真で見た事はあったけど。
 実際見ると、男にしておくのには、惜しいくらいの美形。
 身内の贔屓目で、弟の事をキレイな子だと思っていたが。
 この人の方がキレイだろう。
 もっと、華奢にして透明感を加えたような感じ。
 キレイね、キレイね、と連発して笑われる。
 
 そのキレイな彼とは、共通の知人が複数いるので。
 初対面だけど、話題には事欠かない。
 懐かしい友人に会っているのと変わらない感じで楽しくお喋り。
 ○○ちゃんが、誰とどうした、とか。
 ○○くんは、実は○○さんと付き合ってたとか。
 そんな事で盛り上がる。

 そうしていると、地元に住む彼の名前があがり。
 知ってる?
 と聞かれたので。
 ちょっと迷ったけど。
 一つ上で、○○大学行ってた人だよね。
 と、答える。
 すると、高校で先輩・後輩だったらしく。
 今でもたまには飲みに行ったりしているらしい。
 後輩でかっこいいヤツがいて。
 一緒にいると女取られるって言っていたのは。
 きっと、この人の事なんだろう。
 そりゃ、取られても仕方ないだろうなあ、これだけの美形だもん。
 ククと内心で笑いながら、さらりと次に流す。

 キレイな男の子というのは、いいものだ。
 幸せな気分になる。
 チープな食事も美味しく感じた。
 すこぶる機嫌の良い一日。

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