孤独に気が付いた日

2004年1月21日
 昨日、倒れて救急車で病院に運ばれた。
 点滴を打ってもらい、落ち着いた頃。
 「誰か迎えに来てくれる人はいますか?」
 と先生。

 ・・・

 ・・・誰もいない。
 一人なんだなぁ、わたし。
 
 妙に冷静にそう思った。

 もちろん、呼べば駆けつけてくれる人は、何人かはいるが。

 こんな弱っている時に、会いたいと思う人はいなかった。
 心細くて、本当は誰かに支えて欲しいと、痛烈に思ったけど。
 私の思いついた人たちは、思いつく端から、

 気を使う。
 弱みを見せたくない。
 忙しそう。
 結婚してる。
 接待の途中かもしれない。
 仕事中。
 家が遠い。

 と、そんな理由で消えていき。

 結局一人。
 強いていうなら、もし地元にいたなら、両親に甘えただろう、と。

 カラダがどうしようもなく、メタメタだったため、それに気をとられて、孤独に打ちのめされずにすんだけど。
 普段の状態でそんなブラックホールを覗いてしまったら。
 しばらく立ち直れなかったかもしれない。

 自分に、よく言い聞かせとこう。
 あなたは一人なんだよって。
 また何事があっても、自分で対処しなきゃいけないんだよって。
 
 そしたら動揺しなくていいものね。
 
 わたしって、甘えられる人がいないんだ。
 あ〜、ビックリした。
 知らなかったよ。

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