恋に似て

2004年6月27日
 銀座でカルティエの時計に一目ぼれ。
 上品なダイヤに囲まれた丸いフェイスと、華奢なデザインのそれが。
 わたしに「買って」と言っていた。
 色白でないから、アクセサリー類はゴールドを選ぶが、時計のゴールドは、大抵、下品になってしまう。
 コンビくらいが妥当。
 でも、このゴールドの宝石時計なら。
 きっとわたしの腕にもよく似合うだろう。
 でも、価格が似合わなすぎて。
 当然のように購入しないで帰宅。
 
 なのに、こうして家に帰り、一晩眠っても忘れられないその時計。
 こんなこと、最近では珍しい。
 清水の舞台から飛び降りないと、購入できる価格ではないのだが。
 でも、欲しい。

 どうしよう。
 物欲で頭が一杯。

 なくても生きていけるけど、あると嬉しい。
 それは恋愛に似ているかもしれない。
 どうもわたしは、分不相応なのもを好む傾向にあるようだ。

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