無神経な上司

2004年7月1日
 上司より、他部署の男性達が、一緒に飲みたいって言ってるけど、どうする?
 と言われた。

 いかない。
 と、即答。
 
 わたしは知っている。
 彼らが、寄ってたかって、わたしのプライベートを噂してる事。
 憶測もあるだろうが、それがおおよそ当たっている事も。
 でもそれは、わたしを見れば、誰でもそう思うだろう事。
 だから、別に腹を立てているわけじゃない。
 だた、わたしの私生活を彼らの酒のサカナに提供するつもりなんて。
 1ミリたりともありはしない。
 
 「皆と一緒に飲む時間があるんだったら、あなたと二人でいたいもの。
 何か理由をつけて断っておいて。
 一緒に住んでる彼がうるさくて、門限がある、とか」

 「そんな事言ったら、パトロンと住んでるって言われるよ。」
 と、言うので。
 「すでに言われてるんだから、全然構わないわよ。」
 と笑った。

 会社で噂されたくない事は。
 この上司との事のみ。
 それだけは、この人の為に隠しておきたい。

 でも。
 この人はそんなわたしの気持ちを全然理解してくれていないようだ。
 じゃなければ、こんなに無邪気に飲み会の話を持ち出したりしない。
 その無神経さに。
 「あの人たちに噂話を提供したくなったら、あなたが言ったらいいわ。
 わたしが夜はどんなふうか、リポートすればいいわよ。
 喜んでくれると思うわよ、きっと。」
 と、皮肉を一つ見舞った。

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