土曜の夜
2004年7月18日 今日も合コン。
その途中、大阪の彼が電話を何度もくれていた。
気付かなくて。
そしたら、メールに。
今週あった事、今日はスーパー銭湯にいる事。
そして、最後に、明日また電話するね。
と入っていた。
一緒に行った友人と、合コンの後、お茶。
わたし、この人、好きなんだよね。
と、そのメールを見せると。
「メールにも人柄が出るよね。
この人、すごく優しい人でしょう?」
そう。
すごく優しい。
彼は、難しい話はしない。
言い方は悪いが、いつもヘラヘラしている。
「俺、怒らないんだよね。
2度も3度も同じ事されても、まあいいや、と思うんだよね。」
と、やっぱりヘラヘラと笑いながら言った。
その時に。
小学校の時に、甘いものが嫌いなのに、母親代わりの祖母がお菓子をリュック一杯に詰めた事。
15年ぶりに待ち合わせた実の父親が、待ち合わせたものの、お互いに解からなかった事。
そんな話をいつか聞いた事を思い出した。
詳しくは知らないが、複雑な家庭環境は、会話の合間から見て取れた。
何故か、込み上げるものがあった。
幼い頃、血の繋がらない祖母と暮らした日々が蘇った。
父の継母は、概に大人だった父とその妻である母には何も言えず。
その分、その子供である、わたしに様々なものをぶつけた。
わたしの母は、気が強く。
母の前では、小さくなっている祖母を見て。
幼いながらに、これは言いつけてはいけない事なんだという事も解かっていた。
この世の中には理不尽な事が沢山ある。
それを知った6歳の夏。
故にわたしも怒らない。
「何かに期待する事を諦めてしまうと、怒りは感じなくなるものだもんね。」
と、そんなような事を彼に言った。
すると。
彼はしばらく沈黙した後に。
そうかもしれないね。
と言った。
何か欲しいものはないの?
して欲しい事は?
言いたいことは言って?
ムッとしたら、言葉にしてみて?
彼が要求する事は、無条件に聞いてあげたいような。
そんな気分になった。
一度でいいから、彼に思う存分、自分勝手に振舞ってみて欲しい。
そんな彼を見ることが出来たら。
きっと、わたしは安心して、彼から離れる事が出来るだろうと思う。
さて。
彼からの電話を取れなかった原因の合コン。
あんまりピンとくる人はいなかったけど。
わたしのアンテナは、男に対してはポンコツな事は、嫌という程明らかだ。
ピンとくる人程、関らない方が賢明で。
そういう意味では、今日の人たちは粒ぞろいだった。
誘われたら、食事くらいは行っとくべきだろう。
ピンとこなくても。
その途中、大阪の彼が電話を何度もくれていた。
気付かなくて。
そしたら、メールに。
今週あった事、今日はスーパー銭湯にいる事。
そして、最後に、明日また電話するね。
と入っていた。
一緒に行った友人と、合コンの後、お茶。
わたし、この人、好きなんだよね。
と、そのメールを見せると。
「メールにも人柄が出るよね。
この人、すごく優しい人でしょう?」
そう。
すごく優しい。
彼は、難しい話はしない。
言い方は悪いが、いつもヘラヘラしている。
「俺、怒らないんだよね。
2度も3度も同じ事されても、まあいいや、と思うんだよね。」
と、やっぱりヘラヘラと笑いながら言った。
その時に。
小学校の時に、甘いものが嫌いなのに、母親代わりの祖母がお菓子をリュック一杯に詰めた事。
15年ぶりに待ち合わせた実の父親が、待ち合わせたものの、お互いに解からなかった事。
そんな話をいつか聞いた事を思い出した。
詳しくは知らないが、複雑な家庭環境は、会話の合間から見て取れた。
何故か、込み上げるものがあった。
幼い頃、血の繋がらない祖母と暮らした日々が蘇った。
父の継母は、概に大人だった父とその妻である母には何も言えず。
その分、その子供である、わたしに様々なものをぶつけた。
わたしの母は、気が強く。
母の前では、小さくなっている祖母を見て。
幼いながらに、これは言いつけてはいけない事なんだという事も解かっていた。
この世の中には理不尽な事が沢山ある。
それを知った6歳の夏。
故にわたしも怒らない。
「何かに期待する事を諦めてしまうと、怒りは感じなくなるものだもんね。」
と、そんなような事を彼に言った。
すると。
彼はしばらく沈黙した後に。
そうかもしれないね。
と言った。
何か欲しいものはないの?
して欲しい事は?
言いたいことは言って?
ムッとしたら、言葉にしてみて?
彼が要求する事は、無条件に聞いてあげたいような。
そんな気分になった。
一度でいいから、彼に思う存分、自分勝手に振舞ってみて欲しい。
そんな彼を見ることが出来たら。
きっと、わたしは安心して、彼から離れる事が出来るだろうと思う。
さて。
彼からの電話を取れなかった原因の合コン。
あんまりピンとくる人はいなかったけど。
わたしのアンテナは、男に対してはポンコツな事は、嫌という程明らかだ。
ピンとくる人程、関らない方が賢明で。
そういう意味では、今日の人たちは粒ぞろいだった。
誘われたら、食事くらいは行っとくべきだろう。
ピンとこなくても。
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