プライベート接待

2004年7月21日
 既婚の彼と、その先輩の3人で食事。
 知り合いに会わせてくれる程に、信用してくれたのか。
 それとも心理戦か。
 計りかねるが、取り合えず、誘われるがままに顔を出した。
 
 先輩は44歳。
 ホステスの目で見ると、これ以上のお客サマはないくらいの、良い客になる感じ。
 遊びなれてて、あたりは優しく、踏み込みすぎず、聞き上手の褒め上手。
 これならきっと、どこに飲みに行っても歓迎されるだろう。
 そんな感じ。
 実際、良く銀座に飲みに行っているらしく。
 「あなたのような人なら、このまま銀座に行っても通用するよ。
 おまえ、良い子を見つけたな。」
 と、彼に言っていた。
 それは、褒め言葉なのか?
 まあ、実際、働いてたんだから文句はないけど。
 
 大学時代の先輩らしいが、やはり投資銀行に勤務しているので。
 話題は経済中心の政治ミックス。
 それプラス、色恋。
 極めて、和やかな席。
 本当にこのまま、クラブのボックス席に移動しても良いくらい。

 わたしは彼の知り合いだけど。
 今日の彼はホスト役で、先輩を立てたいのは一目瞭然だったので。
 先輩を中心に会話を進める。
 
 彼と二人でいる時は、あくまでプライベートで。
 わたしはわたしでいたいと思いすぎて、不自由だったのかな。
 この方が楽だ。
 彼を立てつつ、先輩の気分良いように振舞うのは、自然に出来る。
 思えば、ホステスのときも、このスタイルが得意だった。
 マンツーよりも、1対3くらいの方が、上手に泳げた。
 
 久々にそんな場を与えられて、本領発揮。
 彼が嬉しそうにしてくれたのもあって、達成感もあり。
 わたしの方が楽しかった。
 こんな上質な人の接待なら、いつでも大歓迎だ。

 彼も先輩もわたしも、それぞれに楽しんだので。
 また、3人で遊ぼう、と約束。

 色恋を絡めず、ずっと、こんな形で関りあっていけたらいいな。
 まあ、絵に描いた餅のような夢だけど。

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