お土産

2004年7月27日
 去年の夏まで付き合っていた元カレに会ってきた。
 仙台に出張だったそうで。
 「萩の月」を買ってきたから、と最寄の駅まで持って来てくれた。
 大好物。
 
 で、ルノワールでお茶。
 
 わたしの嫌な部分ばかり見せ続けてきた人だから。
 今更、取り繕う必要もないので、すごく気楽。
 この人は、今でも何でも言う事を聞いてくれる。
 
 会社辞めちゃった、と言うと。
 お金はあるのか、とか、家賃は払えるのか、とか。
 地元には帰らないで、とか。
 それから、スッピンに、ジーパンのわたしを見て。
 スーツよりも、その方がいいよ、とか。
 
 ん?どうしたの?
 そういえば、彼女と上手く行ってなかったんだっけ。
 でも、わたしはもう戻らないよ。
 別れようって言ったのは、あなたなんだからね。
 友達でいいなら、こうして楽しく会うけど。
 と、言うと。
 わたしの事は、妹のように思ってるから、困った事があったら、何でも相談して、との事。

 そりゃ、どうも。
 困ってるのはお金だけよ、と笑った。

 でも、ありがとう。
 多分、相談する事なんてナイと思うけど。
 その気持ちは、素直にやっぱり嬉しいと思う。

 その後、彼は小一時間で、仕事が残っているから、と、丸の内に戻っていった。

 萩の月、美味しい。

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